温泉・酒・同人誌 1万3000年にわたるもくもく温泉の謎
もくもく温泉というサークルの話
タイトルは適当につけました。(適当すぎる・・・。)
さて、この記事は、技術同人誌 Advent Calendar 2018の1日目の記事です。
そして、盛大に遅刻しました。すいません。ついカッとなって、登録したけど、難しかった。
もくもく温泉というサークルについてお話します。
このサークルは現状、技術書典とコミケットの2つに出ています。
もくもく温泉の次回日程
これいちばん大切なことなので、最初に書いておくんですが、もくもく温泉なるイベントは2〜3ヶ月に一回やっていて、次回は2019/01/12(土)から二泊三日でやる予定です。
mokumoku-onsen.connpass.com
できた経緯
2015年ぐらい
tabunmuri「フリースタイルなもくもく会やってるけど、いつも、もう少しやりたいぐらい!ぐらいで終わるんだよなぁ〜」
tabunmuri「そうだ!温泉でやればいいんだ!」
tabunmuri「そうすれば24時間、開発しまくれるぞ!!!」
_人人人人人人人人人人_
> もくもく温泉爆誕 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
これぐらいのチョロい感じでできて、最初の1, 2回は普通の会ったことある人中心にやってみました。
そうしたら、まぁまぁうまくいって、だんだん、connpassにイベント立つようになって、今に至るという感じです。
現状、14回目の開催だけど、長く来たな〜というお気持ちです。
すごい。
課題感
ということを繰り返しているうちに、「やっぱり温泉フレンズ増やしていきたいよねぇ〜」という声が出てきた。
大まかな理由としては
- 参加者増えたほうが大部屋とかかりやすいよね
- 多種多様な参加者が来てくれたほうが、意見ほしい時とか、ありがたいよね
- 参加者自身も交流をしていきたいよねという気持ちがあり、新しい人が入ってくれると嬉しい
というところ。
ということをふまえて、ついに、開発合宿の団体として、もくもく温泉というサークルが爆誕した。
本を作った
ということで、本を作った
気軽に作った。同時に助っ人のDTPスゴイできる尊師のK氏に迷惑をかけまくった。
けど、ここまでもってきてくれて本当にありがとうという気持ち。
もくもく温泉 2日目 東5ホール ぺ-03 で、もくもく温泉の本を配るアレになりました。お待ちしております。 pic.twitter.com/KkJJs2PCrE
— tabunmuri (@tabunmuri255) August 11, 2017
ついに机の上に並んだ。
記憶が間違っていなければ、まだキンコーズの自動製本機能などは用いず、一冊ずつ真心を込めて製本していた。
会場で製本してる時に、一番製本してる人を工場長とよんでいた気がする。
もくもく温泉。やってるので、お待ちしております。。頒布可能になりました!! pic.twitter.com/dc0SIs5htD
— tabunmuri (@tabunmuri255) August 12, 2017
そして、その結果他の人が「いいなー」とか、「行ってみたいなー」とか言ってくれるようになったので、やってよかったという充足感。
だんだん、このあたりから本を見て参加してみましたという人が増えてくれた。
温泉でもくもくと作業したり勉強したりする「もくもく温泉」の紹介本。プログラミングは本業ではない片手間だけど、温泉(と酒)好きなので興味あって購入。た、たのしそうー!!いつか参加したい。 pic.twitter.com/RisPv6Nx5I
— 新稲ずな@冬コミはお休み (@plus6etc) January 3, 2018
そういった人でも気に入ってくれた人は、リピーターで参加してくれるようになってきたし、当初の課題感に貢献はできてきたのでよかったよかったという感じ。
めでたい〜〜。
特に何回か作っていく中で、合同サークルだからできることとして、温泉クロスレビューなる発明をした時は、天才過ぎて死ぬかと思った。
温泉の本作ってるよぉ。。 #技術書展 #もくもく温泉 pic.twitter.com/lJ8b0p6tda
— tabunmuri (@tabunmuri255) April 21, 2018
もくもく温泉は、温泉のslackがあるのですが、 https://mokumoku-onsen.herokuapp.com/ この中でみんな頼む〜とお願いしたらタイトなスケジュールにも関わらず、どうにかなる人はナイスな文章を書いてくれた。本当にありがたい。
聖人か!
そして、段々、もくもく温泉の参加者の人で、主催でも何でもないのに善意で手伝ってくれるようになったり
もくもく温泉のブースのピンチヒッターをやってます💪 pic.twitter.com/8wwTKb2fJI
— Yuji Yamamoto: 山本悠滋 (@igrep) April 22, 2018
なんなら、宣伝も手伝ってくれるようになった。
もくもく温泉、配置完了しました。東P-45aです。委託本もあります。#もくもく温泉 #mokumoku_onsen pic.twitter.com/2TreqADSlD
— エーゴ (@eigobluesnow) August 12, 2018
この時期でようやく、「tabunmuriが主催してたもくもく温泉」がだんだん「みんなのもくもく温泉」にシフトしていく兆しが見えてきた。
常々、自分が爆散したら、多分続かないんだろうなぁ〜という思いはありつつ、でも好きな人の間でいい感じで回ってほしいし、自分が参加できない時期もあるので、団体で運営していきたいよねって気持ちは持っていた。
積極的に手伝ってくれる人も出てきて、いつも、ほんとに感謝しかない。
そして、なんなら、ついに例の記事にも乗った。(やったぜ)
もくもく温泉も入ってるめでたい。https://t.co/EI9Sh4C4i3
— tabunmuri (@tabunmuri255) October 11, 2018
毎回本を用意するのは大変だけど、少しずつだけど前進している感じ。
イベントの所感
コミケ
いつも、旅行とか評論のあたりで出してるけど、技術書典とかとは、普段縁が無さそうな人たちが見つけて買っていってくれる感じ。
大きく売れるわけではないけど、でも、過去の参加者や気になってるって人などがふら~っと来てくれて、とても楽しい。
あと、技術書典ほど忙しくない。いつもまったり進行。
技術書典
技術書典3は、友達のサークルに間借りしてた事もあって、「自分ら大手じゃないんで・・・」って、まったり進行だったんだけど、
技術書典4や、技術書典5からは、段々忙しくなってきた感じ。
特に、技術書典5でようやく気がついてしまったんだけど、多分、技術書典で開発合宿に関するサークルって多分ここしかなくて、超ブルーオーシャンじゃん!!!!って小躍りしてた。
ただ、別にブルーオーシャンだからといって、売上を追っていきたいみたいな意思はないし、このサークル活動はあくまで新しい仲間を増やす活動としてやっているので、あまり影響はなかった。なーむー。
このあたりで段々、本の内容自身も、開発合宿マニュアルのような立ち位置になってきて、買っていく人のニーズとしては、自分で開発合宿やりたい!とか、社内で参考にしたい!みたいな意図で買っていかれる人が多かった。
実際一番刺さった紹介としては、
- 開発合宿で一番めんどくさいのは、「大部屋の有無」「ネット回線状態」「温泉」「交通の便」あたりで、これらをイチから調べると平気で1時間立っちゃうよ!
- だったらこの本を買って、開発合宿を開いたほうがあなたの時給的に断然お得!!!
- 買うしかない!!
と言った感じでした。
これは実際そうで、自分で調べる価値ってあんまりないと思うし、ノウハウはどんどんコピっていってほしいと思う。
なんなら、宿の方で開発合宿のニーズを理解して、プランを作ってくれるまでいくと本当にありがたい。
結論
- もくもく温泉という開発合宿主体のサークルができました
- 技術を布教するというよりかは、技術を共有する場を提供するサークル活動
- いつでもウェルカムなので、気軽に来てくれ。
おまけ
実は、Tシャツを作ったりもしてみた。ちょっとたのしかった。
これは、
- 温泉のグッズができて、その売上を学生さんとかの宿泊費に補填できるといいよね〜
- 開発合宿どうせ、一日中カタカタやってるんだからどうせだったら着やすい服があってもいいんじゃない?
みたいな発想からできたものだけど、生地をすごくいいやつにしたので、大正解だった。
これはずっと着てられるいいやつ。
もくもく温泉 開発合宿 Tシャツがあるぞ! #mokumoku_onsen #LGTM @LGTMCamera pic.twitter.com/R7lGblEga7
— にわタコ (@niwatako) July 16, 2016
ただ、もう一回作りたいね!とは思いつつ、ハイパーTシャツクリエイターが温泉フレンズの中にいないのは、痛恨の極み。
Tシャツとか、グッズ作りたいフレンズがいたら気軽に声かけてほしい。
温泉一回分ぐらいは無料になるんじゃないかな…どうなのかな。
二日目の記事はkonosumiさんのこちら。
www.konosumi.net
ではまた今度〜。