vimのバージョンを7.4に上げる方法
自分用メモ
vimのバージョンを7.4にあげないと動かないvimプラグインがあったので、アップデートしました。
追記しました(2014/09/21)
ざっくりしたやり方ダイジェスト
- yum で入っているvimを消す
- それだけだと、sudoも一緒に飛ぶので、入れなおす。
- vimのソースコードをひっぱてきて、makeする
※suを使いますので、rootユーザになれる必要があります。
(かなり、手を抜いた方法なので、セキュリティの高いサーバだと、rootログインができなくなって詰む恐れがありますので、使用時にはよく検討すること)
具体的なやり方
必要なパッケージを導入
sudoが使えなくなっているので、sudoを入れなおす。
また、それとは別に、mercurial、ncurses-develも一緒に入れる。
最新のソースコードを入手するためにmercurialを使います。アーカイブファイル(tar)をダウンロードしてパッチを当てる方法もありますが、バージョン管理を使うほうが楽なので、リポジトリからチェックアウトします。
CentOS 6.3にVim 7.3をインストールする - Qiita
ncurses-develはコンパイルする時に必要なパッケージ
なので、下記コマンドで、上記3パッケージをインストール
$ yum install sudo mercurial ncurses-devel
※この時は、suでrootユーザになってるはずなので、sudoはいらない。(もとより、sudoコマンドが消えてる)
無事にインストールが終わったら、sudersを復元する。
$ mv /etc/sudoers.rpmsave /etc/sudoers
よし!これでとりあえず、元通り!
vimのソースコードをダウンロード!
$ cd /usr/local/src $ hg clone https://vim.googlecode.com/hg/ vim
そして、今回は、7.4.20を使いたいので、バージョンを指定
$ hg update v7-4-020
これは、ちょっと時間がかかるかもです。
コンパイル!!!
あとは、下記コマンドを実行すればOK!
$ cd /usr/local/src/vim $ ./configure --enable-multibyte --with-features=huge --disable-selinux --prefix=/usr/local $ make $ make install
もっと短くするのであれば、下記の短縮コマンドで大丈夫なはず。
$ cd /usr/local/src/vim && sudo ./configure --enable-multibyte --with-features=huge --disable-selinux --prefix=/usr/local && sudo make && sudo make install
これで、全部終われば、めでたく、vim7.4.2が使えるっていう寸法です!
やったね!
追記 (2014/09/21)
これやると、こんな感じで
sudo vim コマンドが見つかりません
sudo vimとかが効かなくなる。
なので、そういう場合は、下記の対処をするのが良いかと思いました。
以下を追記
Defaults env_keep += "PATH"
そして以下をコメントアウト#Defaults secure_path = /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin
.bash_profile に設定したパスが通ります。
すみませんでした!
参考URL
CentOS 6.3にVim 7.3をインストールする - Qiita
CentOS 6.4 に vim 7.3 をいれたおはなし - やまぶろぐ